人生100年時代構想会議での報告資料を読んでみると
気がかりな調査結果が、 ◆産業界では、高齢者の再雇用について「働くモチベーションの低下」が最大の問題と認識(5割) モチベーション低下は、給与の格下げ(再雇用により)と下記のようなマネージメント上の課題が考えられます。 =>60~64歳の男性が、「元部下のもとで働くことに抵抗感がある」と答えた割合は3割(27%) に過ぎない。 他方、40代の男性が、「元上司であるシニアを部下とすることに抵抗感がある」と答えた割合 は5割(48%)である。 私自身も会社員経験があるので、この調査結果の数値は肌感覚に合います。 一方同じ報告書内にあるデータで今後起業したいと考えている60歳以上の高年齢者は増加しています。 60歳まで、滅私奉公してきた多くの会社員は、自分の能力・役割を活かしながら、時間的にも自由度の高い 働き方を理想としているのではないかと思うのです。 さてそう思ったら実現するために何から考えて準備すべきなのか? それを考えるのがリタイアメント世代を迎える一つのライフデザインだと思います。
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某生命保険会社による100歳まで生きたいですか?というアンケート結果が公表されていました。
100歳まで生きたいと考えているという人は全体の21.8%、残り78%近い人は、何らかの理由で、そこまで長寿にこだわらないという結果を表してもいます。 その理由としてあげられていた主な3つが、 1位 身体能力の低下…71.3% 2位 収入の減少(資金不足)…70.9% 3位 年金制度の破たん…62.4% でした。 この調査結果は、腹に落ちる数値だと思いませんか? 逆に見れば、この理由が解決すれば、長寿を望むことになりうります。 まず健康寿命が延びること。次に家庭経済が担保できること この2つが解決できれば、安心できる老後を考える余裕ができるという ライフデザインの基礎になります。 1.健康寿命は、身体の不安をなくすことから。 まずは病は気からというように、精神の安定です。 楽しいことを考え実現しようとする気持ちが、心を満たす充足感は大きいと思います 夢を実現するために、計画を立てることがとても重要で、そのプロセス自体を 楽しみにしていけるようにできれば、心は前に向いています。 2.経済自由度を考える お金がなくなり みじめな老後を迎えたくない、家族に迷惑をかえたくないという 気持ちは、誰もが思うことです。 生命保険会社のお得意とする健康+金銭 リスクへ備えるということが、解決する 手段の一つかもしれませんが、本当にそれだけをしていれば合理的といえるのでしょうか? これは、人それぞれにお金という交換できうる材料をどこにどのタイミングで 使うことが人生に有効かと考えるプランだと思うのです。 経済的自由度は、その計画ができると見えてくるものだと思います。 自分の経済自由度を図ってみることは、結構楽しいことだと思えてくれば 自由度を手に入れることができるのです。 僕はそのように思います。 |